開脚のストレッチのゴール

開脚のストレッチは股関節の動きの中で屈曲外旋の柔軟性を作ります。

股関節の屈曲は立位体前屈の太ももの裏を伸ばす動きで、外旋は外向きに捻じる動きになります。

足裏の小指球と踵(かかと)に体重が乗るには必要な柔軟性になります。

開脚のストレッチ

ストレッチはどんなに体の硬い人でも柔らかくなります。

反動をつけずにゆっくり、深い呼吸をしながら行います。

ポイントはストレッチ後、前日の柔らかくなった自分よりも1度でも体が前に倒れたり、1mmでも遠くに手が届くようになることです。

前日と同じ分だけ柔らかくなったところで終わってしまっては、なかなか効果が出てきません。

ストレッチポールで外旋づくり

❶両膝を伸ばしポールの前を持つ

① 膝を伸ばし、ポールの前を持つ

両膝がしっかりと伸びているかチェックしましょう!

➋体を横に倒し、膝を曲げる   
❸膝を曲げた側の小指を床につける
❹その状態でからだを少し前に倒す

② からだを横に倒しながら膝を曲げる
③ 曲げた膝側の足の小指側を床に着ける
④ 小指側を床に着けた後にからだを前に倒す
②から④を左右交互に20回ずつ行います。

呼吸を止めずにゆっくり&深く曲げていくことがポイントです!

②~④反対側も行います

開脚で屈曲・外旋

①両足を伸ばして足先を持つ

① 体を横に倒す

この形が難しい人は、膝を曲げて行ってください。

膝を曲げて足先を持つ

両足を広げるのがしんどい場合は片膝を曲げてみましょう!

➋斜め前に傾ける

② 斜め前に倒す

体を少し内側に向けて倒していきます。

常につま先は内側を向かないように気をつけます。

つま先が内側を向く人は足指をグーして向こう側に倒してみましょう!

❸前に倒し、肘を床につける

③ 前に倒す

つま先が内側に入らないように気をつけます。

肘が床に着くようになればゴールです!

おまけ

ストレッチポールを前に押すように転がすと柔らかくなりやすくなります。

各ストレッチは30秒以上が目安になります!