使用する下駄は足の前半分しかないものを使います。
下駄からはみ出た踵(かかと)部分を地面に着けることで踵に体重を乗せる動きを反復練習することで自然にその動作が身につくようにしていきます。
下駄の足踏みと後ろ歩き
下駄での足踏みの着地は、下駄の歯が先に地面に着いた後に踵が地面に着く順番になります。
足と足の間(歩隔)を狭くし、つま先をまっすぐ前向きにします。
そうすることで股関節に外旋力が生まれ、下駄を脱いだ後に小指球から踵にかけてのライン(アウトエッジ)が地面に着く感覚が得やすくなります。
更に踵への荷重を感じやすくするために、チョコチョコ歩きで後ろに進んでいきます。
下駄の歯が着いてから踵が着くという動作もスムーズに行えるようになります。
この下駄はただ単に履いて立っているだけ、座っているだけでも下腹部の筋肉が使えるようになるので姿勢保持や腰痛予防にも効果があります。
参考動画
① 足ふみ(7分30秒~)
② 腿上げ(ももあげ)(12分~)
③ 後ろ歩き(15分~、17分~)
フルマラソンのオリンピック選手だった中村友梨香さんが下駄について説明されている動画です。
スポーツをする人には必要な動作を分かりやすく解説されています。