目的
偏った動きをしていると、特定の場所に疲労が溜まり、負担になり故障を起こす。
またその故障によって新しい故障を生み出すような負の循環を生み出していきます。
肩こり・腰痛・膝痛などが起こりにくい偏りのない動きとはどういうものなのか…
足裏でいうと母指球・小指球・踵(かかと)の3点が使えている状態と考えています。

体というのは連動するので、足裏で作られた動きは股関節や肩甲骨や肩の関節にも影響し、またその逆からの影響での連動もあります。

足裏の3点が使えるための必要な動きは3つあります。
①股関節の柔軟性
②股関節の外旋力
③足指のグー
①股関節の柔軟性
股関節の柔軟性の中でも特に屈曲と外旋の動き(可動域)が必要になります。
股関節の屈曲と外旋の動きが無いと小指球と踵(かかと)に体重が乗りにくくなります。

対策として「開脚のストレッチ」があります。

足を広げた状態で肘を床に着けるポーズができるとゴールになります!
☑ 開脚のストレッチ
②股関節の外旋力
股関節の外旋力が無いと小指球と踵(かかと)に体重が乗りにくくなります。
knee in toe out という、膝を曲げた時に膝頭がつま先の向きより内に入る動きをする人は特に必要な動きになってきます。

対策として「下駄の足踏み 」があります。
③足指のグー
「浮き指」という足指が地面に着かない状態は小指球に体重が乗りにくくなります。
足指の動きでいうとグー・チョキ・パーの中でグーが重要になってきます。

足の付け根にある関節部分がポコポコと浮き出てくるくらい曲がるようになればゴールになります!