してはいけない体勢

① ぺちゃんこ座り
② 横座り
③ 足を組む
④ 横寝の体勢

坐骨神経痛は、動きの中で負担になり症状が出るというより、じっとしている姿勢や体勢に原因があるので①~④をしていないか必ずチェックしてください。

①ぺちゃんこ座り
②横座り
③足を組む
④横寝の体勢

①~④では右の股関節が全て内側に捻れた状態です(内旋)。

坐骨神経痛の原因は股関節の内旋の動きになるので、痛みが出ている人は特にこの体勢にならないように気をつけましょう!

気をつける履き物

① ヒール(パンプス)
② スリッパ(クロックス)

①パンプス
②スリッパ

①パンプスやヒールはかかとが高くなり、そのせいで足裏の親指の付け根(母指球)部分に体重がかかりやすくなります。

母指球ばかりに体重がかかると、股関節が内旋しやすく坐骨神経痛の原因になり、症状がさらに悪化する可能性があります。

②スリッパやクロックスなどのゆるい履き物は、その履き物が脱げないように足指を反らすクセがついてきます。

足指を反らすのが常態化し、地面に足指が着かないようになる(浮き指)と、重心が母指球にかかります。

母指球ばかりに重心がかかると、股関節は内側に捻じれるので坐骨神経痛の原因になり、症状がさらに悪化する可能性があります。

屋外ではペタ靴や運動靴、室内でははだしをお勧めしています。